大学で学べるICT(情報コミュニケーション技術)とは?7つの活用事例についても見ていく!

最近ニュースやネットなどで「ICT」という言葉を耳にすることが多くなった気がします💡

ICTというと、SNS上で情報を共有したりコミュニケーションを取ることですよね!
昔と違って今の小学校や中学、高校、大学では、このICTを活用した“ICT教育”が推進されているそうですよ(*’0’*)ノ

とはいえ私もICTについての知識はほぼゼロなので、今回はICT技術の活用事例や実際にICTをカリキュラムに組み込む大学についてもご紹介したいと思います*

ICTとは?ITとの違いって?

ICT(アイシーティー)とは「Information and Communication Technology」の略で、日本語では『情報通信技術』を意味します。

単にコンピュータを使うだけでなく、ネットワークを活用して情報や知識を共有しコミュニケーションをとることを目的としている言葉です。

たとえばSNS上でのやり取りやダイレクトメールもICTですし、ネット通販やチャットなどもICTを活用しています(*’ω’*)✨

一方で、ITは「Information Technology」の略。日本語では『情報技術』を意味しています。

パソコンやハードウェア、OA機器、アプリケーションなどの情報を扱う技術の総称で、これらを繋ぐネットワークやセキュリティシステムなども「IT」に該当します。

つまり、ICTは“IT技術を活用して、人々の生活をより豊かにしていくか”という活用方法のことを言っているんですね(ヽ´ω`)💡

ICT技術を使った7つの活用事例

ここまでICTについて、ITの技術を有効活用することで情報共有やコミュニケーションを取ることに焦点を当てた技術であることが分かりましたが、具体的にどんなことに活用されているのでしょうか(`・ω・´)?

ICT技術を使った事例をいくつか見ていきましょう!

ICT技術の活用事例①サービス業界

アパレル店やコンビニ、飲食店などでお皿や商品に「RFIDタグ」を取り付け、データの収集・活用を行っています。

たとえばユニクロやGUに設置されている無人レジでは、全商品にRFIDタグが取り付けられているのでバーコードを読み取らずに服を置くだけで商品情報を正しく読み取ってくれます。

それだけでなく、どの商品がいつ何個売れたのか?という情報も収集し共有できるので仕入れや在庫管理など、無駄なくスムーズに行えるようになりました(*’ω’*)✨

ICT技術の活用事例②農業業界

農業では、センサーを活用した田植え作業や工程別の分析などを行っています。

代表的なものにICT、そしてロボット技術などの最先端技術を活用した「スマート農業」があります。
スマート農業は畑の状況を撮影したり、センサーによる効率的な栽培管理、そして田植え・収穫作業の自動化などあらゆる農作業の省力化・労力軽減を実現しています。

ICT技術の活用事例③運輸業界

運輸業界ではタブレット端末を活用し作業効率アップ、人材不足の解消に効果を発揮しています。

たとえばヤマト運輸ではクラウド型倉庫管理システムを活用し、営業拠点での在庫可視化やウェアラブルデバイス上のキッティングサービスで作業効率向上を実現させています。

ICT技術の活用事例④製造業界

製造業界ではクラウド技術を活用して工場内のシステムを効率化し、生産ラインにおける生産活動の改善を実現しています。

この自動化により業務量・作業量の軽減に加え、スムーズな情報共有システムで業務効率化を叶えます。またこれは現場だけでなく、企業や仕事自体の魅力度向上に繋がり、従業員や顧客の確保も見込まれているそうですよ!

ICT技術の活用事例⑤介護業界

現在日本では65歳以上の高齢者の割合が人口の21%を占め「超高齢社会」を迎えましたが、そこで問題となる一人暮らし高齢者の増加や介護業の人材不足の改善にもICT技術が大きな力をもたらします。

たとえば、「見守りシステム」は家電製品にセンサーを設置することで生存確認を行うことができたり、介護施設においても部屋に設置したセンサーで利用者の在室状況を確認できるので、離れた場所から高齢者の状況を把握することができます。

その他「介護システム」を活用し利用者ごとに異なる介護状況を記録したり、従業員の勤怠管理などクラウド上で一貫して行えるので業務効率化を実現しています。

ICT技術の活用事例⑥医療分野

医療現場も介護業界と同様に、慢性的な人手不足を抱えています。

ICT技術を用いて、これまで紙で管理していた処方箋やカルテを電子化することで、医療現場の作業を効率化することに成功しています。

ICT技術の活用事例⑦教育分野

日本政府は教育分野にも注力しており、パソコンだけでなく学習用タブレット端末の配布も一人一台と、積極的に行っています。

今の小中高生や大学生は、電子教科書やデジタルメモなどの機能でより分かりやすく理解しやすい授業を受けることができ、さらに教職者にとっても最新情報を常に共有できたりと、学習の効率化が進んでいます。

その他、新型コロナウイルスの影響で学校は休校を余儀なくされましたが、クラウドサービスを使うことでオンライン授業を受けられたりと、あらゆる面でICT技術の活用が見受けられます。

大学で最新のICTについて学び、情報社会のコミュニケーション能力を身につけよう!

現在は、さまざまな大学で実践的なICT技術を学ぶことができます。

たとえば江戸川大学には「情報」と「国際」を2つの柱にしたカリキュラムがありますが、「ICTと英語」という学びはコミュニケーション力を育成し、初歩から応用・実践までを学ぶことでグローバル社会で活躍できる力を身につけることができるのです!

スマートフォンは使いこなせるけれど、パソコンは苦手!という人も、ネットサービスやシステム管理に興味があって、プログラミングやアプリ制作にも挑戦したい!という人も、それぞれの志向やレベルに合わせた学びで、ICTとそれを活用したビジネスについての理解を深め、実践的なスキルを身につけることができます。(引用:情報システムコース|江戸川大学

また、江戸川大学ではプログラミングの基礎から最新のICT技術までじっくりと学べるので、これからの社会に不可欠なコミュニケーションを支える「ものづくり」と「しくみづくり」のスキルを磨くことも可能<(`・ω・´)

もちろん!資格取得から進路・就職支援も万全なので、システムエンジニアやアプリ開発、プログラマー、ITコンサルタントなど、将来ICTを活用した職種を目指す学生さんにはおすすめの大学といえます(*’ω’*)🎓✨