お店の前でリードに繋がれ、ひとりで飼い主を待つ犬の姿を見たことがあると思います。
ペット入店禁止のお店で買い物するときは必然と犬を待たせることになりますが、実はこれとても危険な行為なのです。
今回はその危険性について考えられるリスクを見ていきたいと思います。
最近はペットホテルに一時預かりをお願いする飼い主さんも増えているようなので、合わせて都内で定評のあるペットホテルについてもまとめてみたいと思います。
目次
都内は危険が多い!買い物中は犬を一時預かりしてもらうと安心
犬を危険から守るため買い物中は犬を一時預かりしてもらうと安心です。
「犬の預かり」と聞くと一泊預ける宿泊のイメージが強いですが最近は短時間でも預かってくれるペットホテルが増えています。
気軽に利用する人も多いようでホテルによっては1時間~預けられるところもあるそうです。
また、都内のペットホテルを見るとほとんどのホテルが犬種問わず預けられるようでした。
子犬は誘拐されるリスクが、シニア犬は体調不良のリスクが高いので外で待たせるよりもかなり安心だと思います。
都内は人通りや車通りが多く、犬を外で待たせるスペースも広くありません。
地方よりも危険が多いので一時預かりしてもらうと犬の心配もなく存分に買い物がしやすいですよ。
都内で犬の一時預かりができるペットホテル5選!
都内で犬の一時預かりをしてもらえる、おすすめのペットホテルを5つ紹介します。
①私のイチオシはココ!目黒区の「THEケネルズ東京」
都内にあるペットホテルの中でも私が1番良いなと思ったペットホテルが目黒区にあるTHEケネルズ東京です。
画像元:THEケネルズ東京
いくつかイチオシポイントがあるので一覧にまとめてみました。
・問題行動の改善ができる成犬のレッスンコースがある。
・お散歩は多頭引きせず一頭につきスタッフ一人がつく。
・老犬も安心のケアルームがある。
・犬のサイズに合わせて様々な部屋が用意されている。
・各個室にエアコンと床暖房が完備されている。
・カウンセリングで最適なプランを提案してもらえる。
・最寄り駅から徒歩1分と便利。
他のペットホテルにはなかなかないサービスが充実しています。
とくに子犬のレッスンコースでは基本的なしつけとしてトイレトレーニングやじゃれ噛みの抑制、お散歩トレーニングなど子犬のうちにやっておきたいトレーニングをみてもらうことができます。
買い物の間はもちろんですが、犬のトレーニングを目的として一時預かりをお願いするのもいいと思います!
②空港を利用するときに便利!羽田空港ペットホテル
画像元:羽田空港ペットホテル
こちらは羽田空港にあるペットホテルです。
旅行や出張で空港を利用するときギリギリまで犬と一緒にいることができ、帰ってきたときも1番に会うことができます。
第1~第3ターミナルに受付があるので国際線・国内線問わず気軽に利用することができます。
③西武グループが経営するPET-SPA
画像元:PET-SPA
西武グループが経営する多店舗型のペットホテル。
オプションでトリミングができるほか店舗によって健康診断やデンタルケアを受けることができます。
デンタルケアは獣医師が担当し犬に優しい無麻酔歯石除去、ワンストップで内服薬を処方してもらえるなどスムーズな治療が行えます。
④都内4か所に店舗を構えるLOVEWOOFラブワン
画像元:LOVEWOOFラブワン
都内4か所に店舗を構えるこちらのペットホテル。
経験豊かなドッグトレーナーが様子を見てくれるので預けている最中も自然としつけを身につけることができます。
また、2~3時間ごとにフリースペースとハウスを行き来する工夫がされているので犬はストレスなく快適に過ごせます。
⑤塩素除去水を提供してくれるにこにこペット
画像元:にこにこペット
中野区、新青梅街道沿いにあるペットホテル。
衛生・健康管理のため、預かり中は他のペットと接触することなく個別ケアをしてくれます。
さらに、飲み水には体に優しい塩素除去水を提供してくれるので敏感な子も安心です。
犬を買い物中に繋いで待たせる5つの危険性
犬を待たせることについて「短時間だから大丈夫でしょ」とか「かわいそう」と賛否両論ありますが、冒頭でもお話したように買い物中に犬を待たせることは思わぬリスクがつきものです (>_<)
「うちの子は大丈夫」ということは絶対にありません🙅
考えられる5つの危険性についてお話します。
①犬が誘拐される危険性
あまり報道されていませんが、犬の誘拐事件は後を絶たない深刻な問題となっています。
犯人は、飼い主のように振る舞い自然な流れで連れ去るため周りも気づかないのだそう。
犬を連れ去る目的は、身勝手なものがほとんどです。
- 自ら飼う目的(人気の犬種など)
- 連れ去った犬を他に売る(転売)
- 繁殖させるため
- 嫌がらせ目的の連れ去り
- 謝礼目的の盗難
- 虐待や命を奪うため
一度誘拐されると何年も戻ってこないケースが多く、とくに小型犬は簡単に誘拐できるので注意が必要です。
②犬が危害を加える危険性
どんなに人懐っこい犬でも、緊張して待っているところに知らない人が寄ってきたら恐怖心で人を噛んでしまう恐れがあります。
小さい子どもは突然手を出すことがあり、それに驚いて攻撃してしまうことも。
犬に悪気はなくても相手に危害を加えてしまったことは事実です。
事が大きくなると訴えられるということもあるそうです…。
「うちの子は大丈夫!」と過信はしないほうがいいでしょう。
③犬が危害を受ける危険性
犬好きの人が良かれと思い食べ物を与えることがあります。
犬にとっては嬉しいことですが飼い主が見てないところでの食事はアレルギー反応を起こす危険性があります。
また、犬の知識がない人がチョコレートやブドウなど犬の命に関わる食べ物を与えてしまう恐れもあります。
食べ物を前にすると犬はどうしても我慢できず食べてしまうので空腹状態で待たせるのはとくに危険かもしれません。
④犬が脱走する危険性
ポールがないからと木や柵に繋がれて待っている犬を見かけます。
一見頑丈そうな木や柵ですがポールよりも外れやすく脱走するリスクが高くなっています。
また、犬は待たされていることに不安になり普段は気にしない車の音や大きな音に驚いて思いがけないような行動をとることも。その弾みでリードが外れ脱走してしまうことがあるそうです。
⑤犬が体調不良になる危険性
外には何が落ちているかわかりません。
犬がタバコの吸い殻など誤飲してしまうと急な体調不良を引き起こします。
すぐに病院へ行けたとしても何が原因で体調不良を起こしているのか把握していないと助からないこともあります。
また、買い物につい夢中になり犬を待たせている時間が長くなると夏は熱中症、冬は低体温症になる危険性もあります。
このように買い物中に犬を待たせることはリスクを伴います。
ほんの数分でも大切な犬に危険が及ぶ可能性があることを頭に入れておきましょう(>_<)!
ペットホテルで一時預かりを利用するメリット
ペットホテルでは一時預かりを行っているところもあるので、少し家を空ける時などに便利です。ペットホテルを一時預かりで利用したときのメリットをご紹介します。
①ペットの安心安全が守られる
清潔感があり、しっかりと設備が整っているペットホテルが見つかれば安心してペットを預けることができます。ペットの性格や特徴を理解してくれるペットホテルを見つけてみましょう。
②ペットホテルの料金
宿泊の場合よりも利用料が安価なので気軽に利用することができます。
③自宅と施設の距離
自宅と施設との距離が近いとすぐにペットを預けに行けるので便利です。最寄り駅や外出先の施設を選んでも良いでしょう。
④ペットが受けるストレスの適応
こちらはメリットとというよりも注意点になります!元からストレスに強いペットの場合は一時預かりサービスに適応できますが、環境の変化に戸惑ってしまい返ってストレスに感じるペットは体調を崩してしまう場合もあります。
ペットホテルで一時預かりを利用する前に確認しておくこと
ペットホテルで預けるためにはペットの健康を守るための事前準備をすることが大切です。
初めてペットホテルを利用する場合は身分証明書などが必要になります。
【持ち物】
- 飼い主の身分証明書
- 狂犬病予防注射済証明書
- ワクチン接種証明書
- 印鑑など
ペットホテルには他のご家庭のペットも預けられているので、狂犬病予防は必ず必要です。そのほかのワクチン接種証明も必要になるので書類を揃えておきましょう。
多くの犬が預けられているペットホテルでは、一匹でもウイルスに感染したペットがいると集団感染が起きてしまう可能性もあります。
ペットの健康を守るために、ワクチン接種は必ず済ませてから預けるようにしましょう。
ペットのストレスを軽減!一時預かりを利用する時の持ち物
ペットホテルの一時預かりが初めて・慣れないペットは多かれ少なかれストレスがかかります。
ペットが安心して過ごすために普段、家で使っている馴染あるものを持っていくとよいでしょう。
- おもちゃ
- 毛布
- ペットフードやおやつ
例えば、遊び慣れているおもちゃを持っていくとペットは安心感を覚えます。
おもちゃはストレス発散にもいいので持参するがおすすめです!
また、ペットホテルではペットがケージで過ごすことがありますが、ケージ内に何も敷かれていないこともあるので毛布や敷物などを持っていくと安心感を得られます。
おもちゃや毛布などの持ち込みを許可しているペットホテルが多いですが、なかには持ち込みNGのところやケージの中に入らないこともあるので事前に確認しておくとよいでしょう。また、おもちゃを持ち込む時はできる限り小さめのおもちゃをもっていくのがおすすめです(#^.^#)💓
ペットホテルの平均相場(都内の一時預かりの場合)
犬をペットホテルに預ける時の平均相場(都内の一時預かり)を紹介します。
基本的にどのペットホテルでも1頭いくらという料金設定ではなく、犬の大きさや利用する部屋のタイプ、利用時間によって異なります。
大体のペットホテルの平均相場が、小型犬用の部屋で3時間2,000円、6時間4,000円、9時間5,000円ほどです。
これにプラスして別途オプションがある場合は追加でかかってきます。
料金相場は地域や立地によっても異なり都内は他の地域と比べても少し高い傾向があります。
ちなみに、先ほどイチオシのペットホテルとして紹介したTHEケネルズ東京は平均相場よりも安い価格となっていますよ。
こんな時にも!犬の一時預かりを利用すると便利な場面!
買い物中以外にも犬の一時預かりサービスを利用すると便利な場面があります。
- 引っ越し作業中
- 大掃除中
- 来客がきたとき
- 仕事で帰りが遅くなるとき
などなど(*‘ω‘ *)
引っ越し作業中は業者の方がいて普段よりドタバタするので落ち着かなくなり外に逃げ出してしまうことが。
さらに人や物の出入りが多くドアが開けっ放しとなるので脱走のリスクが高まります。
また、仕事で帰りが遅くなるときも「いつもの時間に飼い主がいない」と不安になってしまうので事前に残業の予定が分かっていれば一時預かりサービスを利用するのがおすすめです。
愛犬のためにもペットホテルの一時預かりを利用しよう
これから年末年始に向け買い物へ行く機会が増えてきますよね。
普段とは違う買い物で犬を待たせる時間も長くなると思います。
今年も厳しい寒さですし犬のことを考えるとペットホテルへの一時預かりが安心だと思いました。
また、都内はとくに人が集中し賑やかになる場所です。
普段行き慣れているお店でもいつもと違う雰囲気に犬が興奮してしまうことも。
都内にあるペットホテルは比較的アクセスも良く預けやすい立地にあるので愛犬と良い新年迎えるためにも一時預かりの利用をぜひ検討してみてくださいね(^-^)
ちなみに、先ほど紹介したTHEケネルズ東京は最寄り駅から徒歩1分、車の場合は30分の無料チケットをくれるので気軽に利用することができます!